2014年9月5日金曜日

ドイツふりかえり1ドイツのクルマ

この春から自分の車(母からもらった10年落ちの車だけど)を運転するようになったため、ドイツに来ても道を走る車を注意して見るようになった。先日もmitnehmenしたケバブを公園のベンチでモリモリ食べながら、大通りを走る車を飽きずに眺めたりした。

ドイツではどんな車が人気なのか
ドイツに初めて行った当時、日本では高級車のイメージが強いメルセデス・ベンツやBMWが当たり前のように何台も走っていることに驚いたものだった。しかし道を行く車をよく見ていると、意外と日本車やドイツ以外の車も多いことに気づく。ドイツ車・日本車・その他の割合は、印象にすぎないが、6:2:2位の割合だろうか。あるいはドイツ車はもっと少なくて、5:2:3(ルノーなどフランス車が多い)くらいかもしれない。そしてこの比率は、今私が住んでいる夙川・芦屋エリアともあまり変わらない。こちらの場合は、ドイツ車5:日本車3:その他2といったところか。そのくらい家の周辺ではドイツ車ばかり目にする。
また、クルマの色は、ドイツ人は日本人のように熱心に洗車をしない(冬は降雪後の泥汚れでものすごく汚かった)ので、黒や青、赤などが人気だ。日本のクルマは白が一番人気なのだろうけど、ドイツで白い車というと、ほとんどが社用車だ。白いベースに、会社のロゴや連絡先などを入れたクルマがたくさん走っている。

ドイツにおける日本車
ドイツを走る日本車だが、当然のことながら日本とはだいぶ異なっている。人気なのはトヨタとホンダ、意外とマツダも多い。そしてどのメーカーの車も排気量の小さいものが多い。トヨタならヴィッツやオーリス、ホンダはフィットなど日本でも一番小さいクラスが売れているようだ。クラウンやレクサスみたいな大きなセダンやハリアーなどのSUVはほとんど見ない。日本ではそこら中にあふれているハイブリッド車、プリウスやアクアもほぼ走っていない(一台だけプリウスとインサイトを見たが)。また、家族連れやリア充の若者に人気のワンボックスカーもまったく見なかった。ドイツでは、セダンやSUVは国産車(MB、BMW、VW)が主流で、日本車は小さい車が人気なのだろう。

日本で売ってない日本車
そこそこの人気を誇る日本の車だが、ドイツで面白かったのは、日本で見たことがない車種が走っていることだった。
街で写真を取るのを忘れたので、ホンダのサイトから。
一番良く見たホンダ車が、このシビックだが、日本では売られていない。(限定販売のみ)また、バス停の広告でよく目にしたトヨタの新しいコンパクトカーであるアイゴー(AYGO)も、日本にはない車種だ。
ライプツィヒのバス停にて。このクルマの広告を何度も見た。
これはかなり小さく、ヴィッツくらいの大きさだった。シビックは日本でも売れそうなのになぜ販売していないのだろうと気になった。

必ずしも大きい車が人気というわけではない
ドイツで走っている車の大きさだが、道が広く高速道路は速度無制限だからといって、大型の車が主流というわけではない。前述したように小さい日本車が人気だし、ドイツ車でもBMWの1シリーズやVWのゴルフはどの街でもたくさん走っている。BMWの5シリーズ、7シリーズ、ポルシェのカイエンなどは、芦屋では当たり前のように走り回っているが、ドイツのほうがむしろ少ないように見えた。だれもが高速道路で数百キロ離れたところまで旅行したりするわけではないのだし、街中には狭い通りも多いだろうし、コンパクトなクルマが便利な場面は日本と同様多いのだろう。

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