看護と倫理

2005年から、南大阪看護専門学校および堺看護専門学校で看護と倫理の講義を担当してきました。ここでは、堺看護専門学校での講義レジュメを公開しています。授業内容とテーマ学習の題材は、下記のとおりです。


2012年度
看護と倫理2授業内容―全9回―

  1. 「看護と倫理1」の振り返り。「看護と倫理2」では、どのような問題を扱うか。テーマ学習「医療倫理と内部告発」。(4月7日)
  2. 第1回のコメントまとめ。教科書「人間の行為としての医療」古代における医療と看護。テーマ学習「出生前診断と私たちの社会」。(4月14日)










2011年度
看護と倫理1授業内容


(全7回)
  1. 授業の目的、進行予定。倫理とは何か。脳死臓器移植についての記事から、倫理的な問題の解決法を考える。レジュメ1
  2. 倫理という言葉の意味、語源的な解釈。エンハンスメントと社会。レジュメ2
  3. 社会の成り立ちと倫理。「社会」、「人間」などの語の起源。動物の権利を考える。レジュメ3
  4. 健康な社会とは何か?社会規範としての慣習・道徳・法の違い。自由はどこまで認められるか―自由主義を考える―。レジュメ4
  5. 基本的な人権。情報と倫理―個人情報は誰のものか。レジュメ5
  6. ヒューマニズム、よく生きること。環境問題と世代間倫理。レジュメ6
  7. これまでの振り返り。教科書のまとめ。レジュメ7


主要参考文献

  • 香川知晶:『命は誰のものか』、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。
  • 加藤尚武:『現代倫理学入門』、講談社、1997年。
  • 馬渕浩二:『倫理空間への問い―応用倫理学から世界を見る』、ナカニシヤ出版、2010年。
  • マイケル・J・サンデル:『完全な人間を目指さなくてもよい理由』林芳紀・伊吹友秀訳 ナカニシヤ出版 2010年。
  • マイケル・サンデル『これから「正義」の話をしよう』(鬼澤忍 訳)早川書房、2010年。
  • 小林亜津子『看護が直面する11のモラルジレンマ』、ナカニシヤ出版、2010年。




0 件のコメント:

コメントを投稿