2011年10月6日木曜日

樒原



樒原というのは、右京区の北西端にある小さな集落。しきみがはらと読む。嵐山から清滝方面へ進んで、八丁峠から保津峡に抜け、さらにそこから山を登って、水尾の集落と神明峠を越えるとようやくたどりつける。山間の狭い平地に家が密集していて、谷へとつづく斜面には、棚田が広がっている。この日(7月半ばごろ)は自転車で行ったが、車を使っても市内からは1時間近くかかるのだろう。とても不便な場所だ。しかしながら、こんな小さな集落におそらく数百年も前から、ずっと人が暮らしてきたのだということに驚かされる。

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