2012年3月5日月曜日

文献表づくり2

論文を少しずつ、かつ急ピッチで書き続けている。
そして気がすすまないときは、文献表作りに励んでいる。
作り始めたときはかなり面倒な作業だと思っていたが、だんだんエクセルのデータが増えるに従い、あんまり文献表の頁ばかり増えるのもまずいのではないかと思えてきた。
手元に友人や先輩や妻の博士論文があるので、いくつか紐解いてみた。どの論文にも共通しているのは、欧文・和文の区別、一次文献と二次文献の区別などの要素である。それはまあ、当然だが、大量の文献を使っている論文だと、分野ごと(〜関係、第〜章に関連する文献などのように)に分けたものや、著者名のアルファベット順に小見出しを付けて分けたりするケースもある。私の場合そこまでする必要はたぶんなさそうだ。


文献表だけでなく、できれば用語についての解説や、索引も入れたい。シュレーバーの「回想録」に出てくる用語は非常に独特で、本文中にある程度説明はするが、どこかでまとめて読めるようにまとめるのもいいんじゃないかと思ったからだ。(というより、修士論文公聴会の資料にシュレーバー用語集を入れたら、副査の先生から、これは論文の巻末につけるべきだったのでは、と言われたので)。索引をつけるとすれば、索引に挙げるべき語を選ばなくてはならない。これはけっこう時間と手間がかかる。論文の提出には間に合わないかもしれない。


文献表にせよ、索引にせよ、論文の中身とはあまり関係がないようにも思える。だけど、自分でも他人の論文や著作を読むときには、まず注と文献表を―単行本の場合は索引も―見るのが習慣になっている。だから自分の論文でも、こういう瑣末な部分に拘ってしまう。脚注に細かい事実や発見を盛り込むのも楽しい。


こんなことをやってるうちに、また一週間位あっという間に過ぎてしまう。しめきりはもうすぐそこまで来ている。

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