昨年は、クラスの雰囲気や学生の質が原因だと思っていました。京大の場合、2時限の理学部より4時限の薬学部の方が進み方が遅いのは、薬学の子たちが、実験のあとに離れたキャンパスから来るので、遅くなるのは仕方がありませんでした。滋賀県大の場合は、三時限の看護学部はみんなよく勉強するけど、4時限の工学部は、男子ばかりでできが悪いから進みが遅いのだと思っていました。
でもよく考えると、京大の場合は、薬学部の学生の方が、理学部よりずっとちゃんと勉強してるので、問題練習もテストの解説もずっと早く終えることができるのです。県大のほうも、工学部クラスは静かなので、授業の進行はスムーズでした。では、何に時間がかかっているのか?それはやはり私の解説でしょう。一コマ目の授業を終え、説明がわかりにくかったところを修正し、早く飛ばしてしまったところをもうちょっと丁寧に、とやっているうちに、前回よりも進みは遅くなる、というわけです。
今日の1.2時限は、ほぼ同じような学生が相手だったのに、2時限のクラスは、10分くらい予定が遅れて、授業の最後にDVDを見せる時間が取れませんでした。
でも考えてみれば、二回目の授業なのだから、一回目に余計だったと思う話は削ってしまって、逆に時間を短くすることだって可能なはずです。そうはいっても、なかなかそれが実現できないのは、授業の間の5分や10分では、話す内容の改変なんて、簡単にはできないんだってことですね。
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