2008年の6月頃、パン作りに熱中していた。
粉を捏ねて食べ物ができる、ということが単純におもしろかったのだろう。当時私は、外でベーグルを食べたことがなかった。ネット上の情報でなんとなく、見た目や味は想像ができていたが、自分で作りながら、どんな味になれば正解なのか、わかっていなかったのだ。後日近所のパン屋でベーグルを買って食べ、思ったよりまずかったと落胆したのを覚えている。この、2回めの製作記録を見ていると、本当に美味しそうで、また作りたくなってきた。
以下、2008年6月10日の日記より
日曜3時にエントリを記入してから、夕方5時ごろもう一回やってみようと
思い立って、夕飯前にこねたり焼いたりの作業をやってたんだ。
なんでもそうだが、手がおぼえるまで練習しないと
上手にできるようにはならない。
これまでにも、オムライスやしもつかれは
自分が食べるのもいやになるくらい練習をつんできた。
パンも同じ。とにかく目をつぶっててもできるくらいに
ならなきゃ、美味しいものは作れない。
前回の反省点を活かし、発酵の時間や温度にもこだわってみた。
ふだんパスタを盛るのに使ってた皿に4個並べたのだが、
途中で、大きく膨らますには、二個ずつに分けたほうがいいかもと思い
もう一枚皿をだして乗せかえる。
なるべくあたたかいほうが発酵が進むというのは前から知っていた。こねるさいの水も、ぬるま湯を使っていたし。それなら発酵中にも熱があったほうがよさそうだと思い、お湯につけてしぼったタオルを生地の上に載せておいた。
50分くらい経って、タオルを取り除けるとこんな状態。
前回以上にふっかふかに膨らんでいた。
やっぱり発酵の段階がかなり重要みたい。
前回写真にとらなかったけど、焼く前にこうやって両面を30秒ずつゆでている。こうすると発酵が止まるのかそれとも内側に熱が通るのか、なんのためにやってるのかはよくわからない。ちなみにこのお湯の中には砂糖やハチミツを溶かしいれるとパンにつやがでるそうだ。
うちにはハチミツ無いので、砂糖水をわかした。
できあがりはこのとおり。
前回に比べてふっくらした様子なのは見ただけでもおわかりいただけるだろう。 それにしても焼くのが難しい。トースターなのであっという間に黒焦げになる。 焦がさないよう、パンの内側に熱を通すために、表面が焼けたらホイルに包んで蒸し焼きにしているのだが、これでいいのだろうか?
ネットで調べた情報によれば、もっと小さめに作って こまめにトースター内での配置を動かしたりして満遍なく焼くのがいいとのこと。オーブンだったらそんなめんどうなことしなくてもいいのだろうか。
前回作ったぶんは、冷凍状態からあたためなおすと皮が硬くて 全体的に失敗した蒸しケーキみたいな食感だったのだが、今回はあたためなおしてもじゅうぶん美味しかった。だけどおれが思う、ベーグルサンドに使うようなベーグルとはまだ違うんじゃないだろうか。
まだまだ納得がいく出来には遠い。
明日あたりもう一回作ってみたい。
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