2013年5月3日金曜日

ドイツ語の辞書について


ドイツ語学習者におすすめの辞書とは、どういうものだろうか?毎年春学期のはじめには、辞書の話をしている。たいていは、書店に並んでいる学習辞典の中から代表的なものを挙げて、それぞれの長所/短所を紹介するだけなのだが、どれが一番いいのかを決めるのは、なかなか難しい。結局のところ本人の好みだし、使ってみたい辞書があるなら、一冊に決めずに何冊も持っておいてもいいと思うからだ。教科書や参考書と違って、辞書は最初から最後まで読まなければならないものではない。ちょっとずつつまみ食い的に読んでも、浮気をしてもかまわないのだ。そう思っているうちに、私自身も多くの辞書を買い込んできた。
今回は、自分が使ったことがあるドイツ語の辞書を一冊ずつ紹介する。以下に挙げる辞書は、最初のマイスター独和以外は全て今でも自宅と研究室に保管してある。自分で言うのもなんだけど、こんなに学習辞典ばかりもってる独文学者も(辞書作る仕事をしてるわけじゃないのに)なかなかいないだろう。今回は独和辞典を中心に、最後にドイツ語辞典(独独辞典)を挙げる。他にも当然、『不変化詞辞典』や『語源辞典』なども持っている(あまり使いこなせてないけど)。
以下、購入した順に紹介したい。(一部順番が違ってるところもあるだろうけど)

本棚にとりあえず手元にあるものを並べてみた
・マイスター独和辞典(大修館) 大学入学時に、最初に選んだ辞書。浪人時代、ジーニアス第2版をつかって、英語の勉強に没頭したので、辞書といえば大修館だろうと思い購入。当時から自動詞/他動詞の区別が明記されていないなどの批判があったけど、派生語(複合語)の説明が親切ですごく使いやすかった。大学3年以降は独和大辞典にエースの座を譲ったけど、学部の4年間気に入って使い続けてきた。ぼろぼろになってしまっていたので、大学院に入った頃に、ドイツ語を勉強したいという同級生に譲ってしまい今は手元にない。その後絶版となり、古書店か大学図書館くらいでしか見る機会がないのが残念。

・ハンディマイスター独和辞典(大修館)マイスターの小型版。ベルリンに短期留学をする際に購入し、その後も大学の授業用に持ち歩いていた。

・独和大辞典コンパクト版(第1版) 大学3年になり、夏休み頃にそろそろ大辞典を買ってみては、と勧められ後期から使い始めた。分厚くて字が小さいので、使い始めはなかなか慣れなかったが、この辞書を使いこなせるようになれば、きっとドイツ語の本がスラスラ読めるようになるだろうと希望に燃え、毎日の通学にも持って行っていた。しかしこの年の冬に、第二版が出る。

・独和大辞典コンパクト版(第2版)第二版の通常版が出て、しばらくはそれを買おうか迷っていた。もちろん大辞典の通常版は18,000円くらいするので、学部生がおいそれと買える値段ではない。もう無理かな―と諦めかけてたころに、コンパクト版が出たので、大学4年の秋ごろに購入。卒業論文を書く際には世話になった。大学院修士課程に進学後は、しばらくの間、自分の基礎学力不足から、勉強が全く手につかなくなるほどのスランプに陥った。当時は日本語で文学作品を味わうことはあっても、ドイツ語の辞書を開くことすらできなかった。だから大辞典第二版は、買ってしばらくのあいだはほとんど新品のようにきれいだったが、博士課程に進学後にようやく日の目を見るようになる。

・コンサイス独和辞典(三省堂)どういう理由で買ったのかは覚えていないが、大辞典を引くまでもない、ちょっとした調べ物によく使っていた。持ちやすい大きさと巻末の和独が気に入って、博士課程に進学した頃によく使っていた。

・デイリーコンサイス独和辞典(三省堂)コンサイスよりも更に小さく、和独はより充実しているので、論文のドイツ語要旨を書く際によく使った。まあ、和独辞典なんてものは、ドイツ語を書く上では参考程度にしかならないのだが。

・アポロン独和辞典(同学社)改訂のたびに、出版社が送ってくれる辞書。これまでは装幀がなんか苦手(銀色のカバーだった)で、敬遠していたが、2010年の第三版は愛用している。こだわりのある訳語、見やすいレイアウト、巻末の発音解説が非常に充実しているなど、学習用としてはとても使いやすいし、授業時にも学生への説明の参考によく使っている。

・木村・相良独和辞典新訂版(博友社)専門家はみんなもってるらしいので、ヤフオクで購入。古い本なので、レイアウトや文字は非常に見づらい。しかし、意外な訳語が見つかったりするので、翻訳をするときには大いに役に立った。

・フロイデ独和辞典(白水社)インターネットで辞書のレビューを読むと、評価が分かれている、あるいは評判があまりよくない辞書らしいので、あえて使ってみようと思い購入。白水社の辞書に共通したフォントと表紙になっている。細い文字がやや見づらいがなれると目にやさしく感じられる。編者はみな京都の人たち。ふだんお世話になっている先生がたが編集していると思うと親しみが湧く。

・独和中辞典(研究社)人が使っているのを見たことは一度もないが、ネットで調べるとそこそこ評価が高いようなので購入。中辞典というだけに、やはり厚さがある。巻末にかなりボリュームのある和独辞典が収録されている。古書で買ったためかもしれないが、表紙の手触りがあまりよくなくて(ビニールのカバーがべたべたしてる)ため、あまり使っていない。

・アクセス独和辞典(三修社)新入生にドイツ語を教えていると、彼らが持っている真新しい学習辞典がまぶしい。当然のことながら、自分が学んでいたころとはお店に売ってる辞書のラインナップは異なっている。彼らの持っているいま風の辞書を見て、ついつい買ってしまったのがこの一冊。三修社の参考書と同じような、はっきり・くっきりとした見やすいレイアウトがいい。途中に挿入されている見開き2ページくらいの文法解説が非常に親切。巻末に収録されている和独およびドイツ語フレーズ集は、会話で役に立つ定形表現が数多く載っている。唯一の欠点は、アポロン、クラウンなどライバルとなる学習辞典に比べて重さがあること。

・郁文堂独和辞典第二版 私のクラスではアクセスやアポロン、クラウンを新入生に進めているが、勤務校の何人かの先生は、買うべき辞書は郁文堂とはっきり指定している。そんなにいうほどいい辞書なのだろうか、と気になったので最近古本で買って使い始めた。この辞書は私が学生の頃から定評があったけど、どうしても灰色の表紙や、ページを開いた時の古そうなフォントを見ると、使う気になれなかったのだ。まだこの辞書の良さが十分にわかったわけじゃないが、たしかに語の説明はいい。

・岩波独和辞典(増補版)ネット上での評判を目にして、そういえば見たことがなかったので購入。木村相良と同じ、新書サイズなので、字が小さくやや読みづらい。古い文献を読むときには便利そうだが、例文は少ない。

(追記 2015年6月)去年買った辞書も紹介しておく。
・クラウン独和辞典(第5版) 電子辞書(EX-word2007年モデル)に第3版が入っていたため、紙の辞書としてのクラウン独和は長いこと持っていなかった。2014年に第5版が出たので購入。この辞書は、ほかの学習辞典に比べて判型が小ぶりで軽い。やや重いアクセス独和に比べると、本一冊分程度の重さの違いがある。電子辞書版を使っていた時には気付かなかったが、巻末の付録が大変充実している。発音や文法事項の解説などは、授業での説明の際に役立てられそう。

番外編 ドイツ語辞典
・Warig Wörterbuch der deutschen Sprache 二回目のドイツでの語学研修のさいに購入。ペーパーバック版でドイツの辞書にしてはとても軽いので、たいへん使いやすいのだが、たぶんあんまり使いこなしてない。見出し語が少ない辞書は、初級者にはやはり使いづらい。

・Langenscheidt Großwörterbuch Deutsch als Fremdsprache 日本のゲーテ・インスティトゥートにかよった際に、教室にいつもおいてあった辞書。もう大学院生になっていたので、外国人向けドイツ語辞書の文章くらいは分かったし、たいへん使いやすくて今でも愛用している。ペーパーバック版は紙が軽くて使いやすい。判型が小さかったらもっといいんだけど。

・Duden Deutsches Universalwörterbuch なんでも載ってる辞書が欲しいと思い購入。たしかに見出し語は非常に多い。bloggenとかgoogelnみたいな新語も収録されている。でもドイツ人も使う辞書なので、単語の説明は簡潔で、あまり親切ではない。本は重いし、3段組なので字も小さいが、文字がきれいなので気に入っている。

・Pons Kompaktwörterbuch Deutsch als Fremdsprache 先日ドレスデンに一ヶ月滞在した際に、日本から持ってきた電子辞書だけでは心もとないので購入した。緑色が好きなので、この辞書の表紙は気に入っている。硬いカバーだが、大きさは日本の辞書サイズ。やや厚めでコロコロコミックのよう。中身も見やすいレイアウトだが、見出し語が少ない。巻末の付録は、ドイツ生活のTipsとか、手紙の書き方など実用的な情報が多くて役に立ちそう。
追記 ふだんどの辞書を使っているか
ここまで書いてきて、自分がどの辞書を使っているかを書いていなかったことに気づいたので、それも書き足しておきたい。

1.独和大辞典 電子辞書版も含めて、やはりいちばん使用頻度が高いのはこの辞書です。

2.フロイデ独和 大辞典に比べてコンパクトで、でも内容的には充分なので、この辞書もいつも机の上に置いています。

3.郁文堂独和辞典 あまり使いやすくない辞書ですが、講読の授業の予習などでけっこうよく使っています。

4.Duden Deutsches Universalwörterbuch 大きなDudenの辞書ですが、ドイツ語の辞典だとなぜかこれを一番良く使います。収録語数がとりあえず多いからでしょうね。




ドイツ語の辞書について


ドイツ語学習者におすすめの辞書とは、どういうものだろうか?毎年春学期のはじめには、辞書の話をしている。たいていは、書店に並んでいる学習辞典の中から代表的なものを挙げて、それぞれの長所/短所を紹介するだけなのだが、どれが一番いいのかを決めるのは、なかなか難しい。結局のところ本人の好みだし、使ってみたい辞書があるなら、一冊に決めずに何冊も持っておいてもいいと思うからだ。教科書や参考書と違って、辞書は最初から最後まで読まなければならないものではない。ちょっとずつつまみ食い的に読んでも、浮気をしてもかまわないのだ。そう思っているうちに、私自身も多くの辞書を買い込んできた。
今回は、自分が使ったことがあるドイツ語の辞書を一冊ずつ紹介する。以下に挙げる辞書は、最初のマイスター独和以外は全て今でも自宅と研究室に保管してある。自分で言うのもなんだけど、こんなに学習辞典ばかりもってる独文学者も(辞書作る仕事をしてるわけじゃないのに)なかなかいないだろう。今回は独和辞典を中心に、最後にドイツ語辞典(独独辞典)を挙げる。他にも当然、『不変化詞辞典』や『語源辞典』なども持っている(あまり使いこなせてないけど)。
以下、購入した順に紹介したい。(一部順番が違ってるところもあるだろうけど)

本棚にとりあえず手元にあるものを並べてみた
・マイスター独和辞典(大修館) 大学入学時に、最初に選んだ辞書。浪人時代、ジーニアス第2版をつかって、英語の勉強に没頭したので、辞書といえば大修館だろうと思い購入。当時から自動詞/他動詞の区別が明記されていないなどの批判があったけど、派生語(複合語)の説明が親切ですごく使いやすかった。大学3年以降は独和大辞典にエースの座を譲ったけど、学部の4年間気に入って使い続けてきた。ぼろぼろになってしまっていたので、大学院に入った頃に、ドイツ語を勉強したいという同級生に譲ってしまい今は手元にない。その後絶版となり、古書店か大学図書館くらいでしか見る機会がないのが残念。

・ハンディマイスター独和辞典(大修館)マイスターの小型版。ベルリンに短期留学をする際に購入し、その後も大学の授業用に持ち歩いていた。

・独和大辞典コンパクト版(第1版) 大学3年になり、夏休み頃にそろそろ大辞典を買ってみては、と勧められ後期から使い始めた。分厚くて字が小さいので、使い始めはなかなか慣れなかったが、この辞書を使いこなせるようになれば、きっとドイツ語の本がスラスラ読めるようになるだろうと希望に燃え、毎日の通学にも持って行っていた。しかしこの年の冬に、第二版が出る。

・独和大辞典コンパクト版(第2版)第二版の通常版が出て、しばらくはそれを買おうか迷っていた。もちろん大辞典の通常版は18,000円くらいするので、学部生がおいそれと買える値段ではない。もう無理かな―と諦めかけてたころに、コンパクト版が出たので、大学4年の秋ごろに購入。卒業論文を書く際には世話になった。大学院修士課程に進学後は、しばらくの間、自分の基礎学力不足から、勉強が全く手につかなくなるほどのスランプに陥った。当時は日本語で文学作品を味わうことはあっても、ドイツ語の辞書を開くことすらできなかった。だから大辞典第二版は、買ってしばらくのあいだはほとんど新品のようにきれいだったが、博士課程に進学後にようやく日の目を見るようになる。

・コンサイス独和辞典(三省堂)どういう理由で買ったのかは覚えていないが、大辞典を引くまでもない、ちょっとした調べ物によく使っていた。持ちやすい大きさと巻末の和独が気に入って、博士課程に進学した頃によく使っていた。

・デイリーコンサイス独和辞典(三省堂)コンサイスよりも更に小さく、和独はより充実しているので、論文のドイツ語要旨を書く際によく使った。まあ、和独辞典なんてものは、ドイツ語を書く上では参考程度にしかならないのだが。

・アポロン独和辞典(同学社)改訂のたびに、出版社が送ってくれる辞書。これまでは装幀がなんか苦手(銀色のカバーだった)で、敬遠していたが、2010年の第三版は愛用している。こだわりのある訳語、見やすいレイアウト、巻末の発音解説が非常に充実しているなど、学習用としてはとても使いやすいし、授業時にも学生への説明の参考によく使っている。

・木村・相良独和辞典新訂版(博友社)専門家はみんなもってるらしいので、ヤフオクで購入。古い本なので、レイアウトや文字は非常に見づらい。しかし、意外な訳語が見つかったりするので、翻訳をするときには大いに役に立った。

・フロイデ独和辞典(白水社)インターネットで辞書のレビューを読むと、評価が分かれている、あるいは評判があまりよくない辞書らしいので、あえて使ってみようと思い購入。白水社の辞書に共通したフォントと表紙になっている。細い文字がやや見づらいがなれると目にやさしく感じられる。編者はみな京都の人たち。ふだんお世話になっている先生がたが編集していると思うと親しみが湧く。

・独和中辞典(研究社)人が使っているのを見たことは一度もないが、ネットで調べるとそこそこ評価が高いようなので購入。中辞典というだけに、やはり厚さがある。巻末にかなりボリュームのある和独辞典が収録されている。古書で買ったためかもしれないが、表紙の手触りがあまりよくなくて(ビニールのカバーがべたべたしてる)ため、あまり使っていない。

・アクセス独和辞典(三修社)新入生にドイツ語を教えていると、彼らが持っている真新しい学習辞典がまぶしい。当然のことながら、自分が学んでいたころとはお店に売ってる辞書のラインナップは異なっている。彼らの持っているいま風の辞書を見て、ついつい買ってしまったのがこの一冊。三修社の参考書と同じような、はっきり・くっきりとした見やすいレイアウトがいい。途中に挿入されている見開き2ページくらいの文法解説が非常に親切。巻末に収録されている和独およびドイツ語フレーズ集は、会話で役に立つ定形表現が数多く載っている。唯一の欠点は、アポロン、クラウンなどライバルとなる学習辞典に比べて重さがあること。

・郁文堂独和辞典第二版 私のクラスではアクセスやアポロン、クラウンを新入生に進めているが、勤務校の何人かの先生は、買うべき辞書は郁文堂とはっきり指定している。そんなにいうほどいい辞書なのだろうか、と気になったので最近古本で買って使い始めた。この辞書は私が学生の頃から定評があったけど、どうしても灰色の表紙や、ページを開いた時の古そうなフォントを見ると、使う気になれなかったのだ。まだこの辞書の良さが十分にわかったわけじゃないが、たしかに語の説明はいい。

・岩波独和辞典(増補版)ネット上での評判を目にして、そういえば見たことがなかったので購入。木村相良と同じ、新書サイズなので、字が小さくやや読みづらい。古い文献を読むときには便利そうだが、例文は少ない。

2013年4月13日土曜日

前期一週目が終了


専業非常勤講師になって、今年で2年目ですが、担当コマ数が一気に増えました。


仕事が増えるのは非常に有難いのですが、授業の準備がおいつかなかったり、体力が続かなくなったりするのではないかと少し心配でもあります。月曜日から新学期がスタートし、今週は10コマの授業を終えました。(月曜日の龍谷大学はまだ始まってなかったので、来週はさらに2コマ増えます)

授業がはじまると、体のいろんな部分に負担がかかります。まず第一はノド。
もともと声が大きい方ではないし、ひっきりなしにしゃべったりするのはむしろ嫌いなので、授業のように声を張って、一定時間しゃべり続けるというのは、苦しいものです。だいたい1日3コマの授業を終えると、ノドが痛くなります。人によってはマイクを使うという人もいるし、私も看護専門学校ではマイクを使ってきましたが、ドイツ語の非常勤を始めてからは、学生との距離感が近いほうが良かろうと思い、常にマイク無しで授業をしています。

ノドだけでなく、肩にも違和感があります。ジョギングをほぼ毎日しているので、基本的には肩こりはない(たまに、忙しい時期に睡眠不足になると痛みが出ます)のですが、今週はずっと右肩と右上腕がだるかったです。これはおそらく、久しぶりに板書をしたせいでしょう。第一回目なので、ドイツ語の例文や変化表をガリガリ書いたわけではありません。ほんのちょっと連絡事項を黒板に書いただけなのに、このだるさ。おそらく日頃あまりしない動作をしたために、ふだん使っていない二の腕のどこかの筋肉が張っているのでしょう。

私は幸いな事に、持病もないし、腰痛や肩こりもありません。めぐまれた体力と体質は、ほんとうに貴重な財産だと思います。今年は仕事だけじゃなく、研究にももっと一生懸命取り組みたいので、授業がない日には、体を動かしたり、お風呂にじっくりつかったり、疲労回復につとめたいところです。

ドイツ語IIではカフカとプラハについての
スライドを見せました。

前期一週目が終了


専業非常勤講師になって、今年で2年目ですが、担当コマ数が一気に増えました。


仕事が増えるのは非常に有難いのですが、授業の準備がおいつかなかったり、体力が続かなくなったりするのではないかと少し心配でもあります。月曜日から新学期がスタートし、今週は10コマの授業を終えました。(月曜日の龍谷大学はまだ始まってなかったので、来週はさらに2コマ増えます)

授業がはじまると、体のいろんな部分に負担がかかります。まず第一はノド。
もともと声が大きい方ではないし、ひっきりなしにしゃべったりするのはむしろ嫌いなので、授業のように声を張って、一定時間しゃべり続けるというのは、苦しいものです。だいたい1日3コマの授業を終えると、ノドが痛くなります。人によってはマイクを使うという人もいるし、私も看護専門学校ではマイクを使ってきましたが、ドイツ語の非常勤を始めてからは、学生との距離感が近いほうが良かろうと思い、常にマイク無しで授業をしています。

ノドだけでなく、肩にも違和感があります。ジョギングをほぼ毎日しているので、基本的には肩こりはない(たまに、忙しい時期に睡眠不足になると痛みが出ます)のですが、今週はずっと右肩と右上腕がだるかったです。これはおそらく、久しぶりに板書をしたせいでしょう。第一回目なので、ドイツ語の例文や変化表をガリガリ書いたわけではありません。ほんのちょっと連絡事項を黒板に書いただけなのに、このだるさ。おそらく日頃あまりしない動作をしたために、ふだん使っていない二の腕のどこかの筋肉が張っているのでしょう。

私は幸いな事に、持病もないし、腰痛や肩こりもありません。めぐまれた体力と体質は、ほんとうに貴重な財産だと思います。今年は仕事だけじゃなく、研究にももっと一生懸命取り組みたいので、授業がない日には、体を動かしたり、お風呂にじっくりつかったり、疲労回復につとめたいところです。

ドイツ語IIではカフカとプラハについての
スライドを見せました。

2013年4月12日金曜日

おにぎりの赤ちょうちん


ドイツで話題になっててDVDが欲しかったんだけど、発売日が月末で買えなかった、映画「Sushi in Suhl」。DDRで最初の日本料理店をチューリンゲン州のズールという町に開いた、ロルフ・アンシュッツという実在の料理人をモデルにした作品だ。

この作品についての、日本語の解説記事を見つけたので、映画の予告編を見てみたんだけど、ドイツの日本料理店の場面で、店内にぶら下がってる提灯が気になった。なぜか、「おにぎり」と書いてあるのだ。日本料理店なのに、おにぎり?

そこで思い出したのが、ライプツィヒの「Umaii」というラーメン屋さん。(先日のエントリ、ドイツ語で人助けを参照)ここでも店の軒下にはやはり「おにぎり」のちょうちんがぶら下がっていて、寒風に揺れていた。たしかにこの店のメニューにはおにぎりもあるのだけど、ラーメン屋さんなのだから、「ラーメン」と書いておけばいいのに。
もしかして、この「おにぎり」の赤ちょうちん、ドイツで流行ってるのか?

おにぎりの赤ちょうちん


ドイツで話題になっててDVDが欲しかったんだけど、発売日が月末で買えなかった、映画「Sushi in Suhl」。DDRで最初の日本料理店をチューリンゲン州のズールという町に開いた、ロルフ・アンシュッツという実在の料理人をモデルにした作品だ。

この作品についての、日本語の解説記事を見つけたので、映画の予告編を見てみたんだけど、ドイツの日本料理店の場面で、店内にぶら下がってる提灯が気になった。なぜか、「おにぎり」と書いてあるのだ。日本料理店なのに、おにぎり?

そこで思い出したのが、ライプツィヒの「Umaii」というラーメン屋さん。(先日のエントリ、ドイツ語で人助けを参照)ここでも店の軒下にはやはり「おにぎり」のちょうちんがぶら下がっていて、寒風に揺れていた。たしかにこの店のメニューにはおにぎりもあるのだけど、ラーメン屋さんなのだから、「ラーメン」と書いておけばいいのに。
もしかして、この「おにぎり」の赤ちょうちん、ドイツで流行ってるのか?

2013年4月6日土曜日

ドイツ式の食べ方

ドイツ式の食べ方(?)

昨日ひさしぶりにジョギングしたついでに体重を測ってみたら、驚いたことにこの一ヶ月、とくに体重は増えていなかった。厳密に言うと1kgくらいは減ってた。まあそれくらいは誤差の範囲だけど、ぜんぜん増えてなかったというのは意外だった。毎日気持ち悪くなるくらい大量の食事をとっていたし、シャツもいくぶんきつくなっていたように感じていたからだ。ドイツに来て最初の数日で、ここに長くいたら、きっといろんな病気にかかったり、激太りしたりするだろうと確信した。なにせ、レストランに行ってもカフェに行っても食事がむちゃくちゃ多いし、ビールやお酒も昼からたくさん飲める(っていうか飲んでもいい雰囲気だし、安いのでおっさんとしてはすぐ飲んでしまう)。日本では二日と開けずに続けてきたジョギングも、月の半分以上は雪が降ってたので、あまりできなかった。これでは太らないで健康体を保っているほうが難しかろう


だけど太らなかったのは、おそらく規則正しい生活と、ドイツ式の食べ方ができていたせいじゃないかと思う。語学学校で朝食が食べられたので、毎日6時前に起きて、7時半頃には学校に行ってたし、夜は10時半から11時までに寝るようにしていた。ドイツ式の食べ方、というのは昼食を中心にした食べ方のこと。昼食がすごく多いせいで、完食は殆ど食べなかったし、夕飯もいつもほんの少し(パン2切れにハム、そしてにんじんを生でボリボリみたいな)しか食べられなかった。せっかく宿舎に住んでいるのだから、と何度か料理をしてみたが、キッチンが使いにくいし、包丁が信じられないくらい切れなかったので、手のこんだものはほとんど作れなかった。でも結果的にはそのために、昼にたくさん食べて、夜はちょっとだけ、という食べ方ができたので、よかったのだろうと思う。

ちなみにシャツがきつくなったのは、コインランドリーで温水で洗ったり乾燥機にかけたりして縮んだからだ。




朝食にはパンとたくさんのチーズや
ヨーグルトなど
ビールは500ml缶を数本常備
山盛りの焼きそば、そしてフライ